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ランチェスター塾長ブログ

2代目若社長の悩み・・・

最近、ブログの更新が遅れていて周りの方たちから、色々とお叱りを頂いております。
皆様、本当にありがとうございます。

最近、私は皆さんの中でも多くの方が参加されていらっしゃるであろう企業の経営者の集まりにお顔ださせていただく機会が増えてまいりました。

とは言うものの・・・この手の集まりにつき物なのが・・・そう2代目の若社長たちの「悩み」・・・
ご本人達は大変真剣に、「何故、社員は会社の為に一生懸命がんばってくれないのだろうか?」とか・・・「経営者と従業員では考え方が理解できないのか?」などと、真剣な顔つきで2時間も3時間も話しをお互いにされて、最後には大体「やはり経営者の気持ちを従業員にわかれといっても、無理なんだろうな・・・・?!」と言う事で、場所を移して飲み会になってしまいます。

それで、さっきまで真剣に「従業員との価値観の共有」について額にしわを寄せて苦悩の表情をしていた人たちが「じゃ!今日はお釜バーいくか~!」とか「たまには乳モミでも行く?」なんて感じで別人のようにはしゃいでいる姿にどうも私はついていけません・・・。

話しを先ほどの「何故、従業員は真剣に会社をよくしようと考えて行動してくれないのだろうか?」という所に戻すと、色々な若社長なりのユニークな考えが出てきておもしろい(笑)
例えば「やはり創業者である先代である現社長(多くにして父親)の存在が大きすぎて、社内でどう立ち振る舞ったらいいのか分からない」とか、果てには・・・「そんな状況下で、般若心経まで真剣に読み出した」なんてものまで、飛び出して最後は「やはり考えると、会社は経営者と従業員との理念の共有が大切である」ということで、今度はうちでも「ミッション・ステートメント」を作ってみるとか、「経営理念」を決めて、会社の一番目につくところに飾ろうとか色々な話しにまで発展します。

私は、その席であまりにもその若き青年社長の皆さんのご意見が居た堪れなくなって、つい本音で「皆様の社員の方たちって、本気で会社をよくしようなんて考えているもんなのですかね?」って余計な質問をしてしまいました(笑)
一瞬、潮が引いたように静けさがよぎった事は想像に難くないと思いますが(笑)

私は正直な所、彼らの様な同族企業で「会社の事を真剣に考えている」社員なんてまずいないと考えています。
それは、何故か????

答えは、「会社の経営者の事業意欲と、従業員のライフ・ビジョン」が融合していないからです。
すべてがそうだとは言いませんが、「その会社がよくなることで、具体的に従業員の生活や人生がどんな影響を受けるのか」をしっかりと示さないで、「会社をよくしよう!」といくら従業員に叫んで、自分は若手経営者の集まりの組織の仕事に忙殺されて、高級時計談義や、高級車談義に花を咲かせながら従業員を鼓舞しても、そりゃ誰も「踊りません」よね(笑)
そもそも、「経営者と従業員の考えは理解しあえない」・・・つまり「お前達みたいな従業員には、経営者様の気持ちが分かるわけ無いんだよ!」的な発想こそに従業員がうんざりしている事も容易に想像がつきますね(笑)

経営理念の話しに戻せば、中小企業の社長や経営コンサルタントには「経営理念が大事だ」と理念をひときわ強調する人たちがいます。
じゃ、一体「理念」とは何でしょうか?

理念の語源は2500年ほど前、古代ギリシャ時代の哲学者ソクラテスの弟子であるプラトンが唱えました。それが「イデア」です。

日本では1860年代半ばに語学の天才と呼ばれた島根県出身の西周(にしあまね)が「フィロソフィアを哲学、イデアを理念」と翻訳しました。つまり哲学と理念という言葉は比較的新しいものです。その証拠に、この2つは中国の古典に一切出てきません。

理念の意味を辞書に引いてみると「理性によって得られる最高の概念」と説明があります。
広辞苑には「感覚世界の個物の原型である非物体的な永遠の真実性。中世哲学でも上ノ精神の中にある個物の原型と言う意味を持ったが、近世、デカルトやイギリス経験論では人間の心的内容たる観念(アイディア)の意味に転化した。以下省略」とあり、別の辞書には「自分独自の考え方を確立する事で、哲学を研究する人はまずイデアを研究する」とあります。

しかしながら私の才能ではこれを知識消化して、自分自身が理解することは非常に難しいですよね。
江戸時代の終わりに作られた「理念」と言う言葉を経営に生かすこととは一体どういうことなのでしょうか?これについてランチェスター経営の竹田先生は一つのこと答えのヒントをくれました。
それは・・・

「成功し続けて5年で経営理念がわかる!」

ん~・・・だからもしかすると、跡継ぎ若社長の多くは「理念」を求めたがるんだけれども「従業員」との価値観のズレは大きくなる一方なのかも・・・?

皆さんは、「理念」についてどう思われますか?

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