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ランチェスター塾長ブログ

最近わかりはじめた「信頼」の意味

禅の言葉で「明歴歴露堂堂」(めいれきろどうどう)という言葉があります。
「歴歴」は明らかな様子。「露」は「あらわす」「あらわれる」の意味。

この言葉の意味は妄想を離れた心には世界が一点の曇りもなく明らかに見えてくることを言います。つまり、「心のめをいっぱいに開いて見よ」という意味で、禅師が「見よ見よ、聞け聞け!」と喝破するのは世界を目、耳、鼻、口、感触の五感すべてで感得しろということです。

これは経営にも同じことが言えるのですが、まさに「とらわれず、偏らず」の心で「本質」は何であるかを常に研ぎ澄まされた心の目で見極めるということに他ならないと思います。
経営も自然にあって自然の中で変化していきますが、自然とはまさに不変の真理そのものです。
この自然を感じ、学び取ることで今までとはまったく違った「本質」を見ることがあるようです。

私は今まで商売をする中で色々な体験をさせていただきました。
そして常に「物事の本質」が何であるかを五感を使って自分自身が感じ取ることを必死にしてきたつもりです。
日本の世の中には変な価値観があって、会社は小さいよりでかい方がいいとか、社員数は少ないより多いほうがいいに決まっているとか・・・

しかし不思議と私は昔から「大きな会社」という物に少しも魅力を感じたことがありませんでした。自己意識が過剰なだけかもしれませんが、自分で立ち上げたもの、自分が加わることによって目に見えて結果が現れる仕事や会社を愛してきたことは紛れもない事実でしょう。

現に以前自分たちで立ち上げたフランチャイズチェーンの役員時代には、実質的な部下が100名近くおりました。
しかしながら私にとっては人(強いては人の人生)を仕事として抱え込むことがいやであると事に気づいたのです。しかしながら日本のサラリーマン社会にはどうもこのまったく別の価値観の存在を理解できない人たちが多いような気がします。

本来、人を雇うということは私自信にとっては「人に信頼される」事であると同義語で、「人の信頼」を味方につけられない人たちが「部下」を持つから社会がややこしくなって居酒屋さんが繁盛することになるのではないかとさえ考えていました。

そんなくだらないことを考えながら友人が中元で送ってくれた「長崎ちゃんぽん」を食べながら、
「信頼」という言葉をもう一度考えてみると・・・「信じて頼ること」

そうですよね、部下を持つにはやはり「信じて、頼られ」なければなりませんよね。

実際に辞書によると「信頼」とは「信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。」とあります。なるほど、「頼りになると信じること」も信頼なんですね。
僕の場合は部下から見るとどちらかといえばこちらに近いのかもしれませんね(笑)

最近、私は本当によい人との出会いをさせていただくことが多くなりました。
今年に入ってからはお蔭様でそういった支えてくださる皆様のおかげで仕事も順調で、収入も・・・ムフフ・・・

5年前の私であれば、恐らく「ROLEX」を買いにいってしまったり、外車の頭金にしたりしていたのでしょうが「ランチェスター経営」を勉強するようになってまったくそういった興味がわかなくなってしまいました。
そして、事あるごとにそういった「言葉」の持つ意味や、ものの見方考え方を色々考え込むようになってきました。

そして先ほど馬鹿だと思われるかもしれませんが、なぜ今私がこんなに金銭的にも恵まれて幸せな気持ちで暮らしているかということを1年ほど前から考え直してみました。
よく考えてみたら、私は自分なりに「出会い」を大切にしようとか、初めて会った人にどうやったら信頼されるかということを自分なりに真剣に考えて充分ではないにしても一所懸命してきたような気がします。

要するに私は、この世界で幸せに金銭的な自由を享受して生きるには「信じて頼りにされること。頼りになると信じてもらうこと」ではないかと考えつきました(笑)

恐らく自ら立ち上げたベンチャー企業を飛び出して保有株式をすべて譲渡して一人ぼっちになった私は、当然誰からも信頼されることもなく孤独感の中でがんばってきました。
しかしその孤独感も人の人生を背負い込むことに比べたら私にはずっとラクチンだったかもしれません。

そしてようやく最近では私の周りの取引先の方や仲間たちに支えられて一人ぼっちでも「信じて頼りにされること」まではいかないにしても「頼りになると信じてもらえそう」なところまでは近づいてきたのが最近の順調な仕事振りに出ているだけなんだと気がついたのです。

そうです、お金持ちになることはとても簡単だったのです。
世界の人たちに「信じて頼りにされること。頼りになると信じてもらうこと」ができればお金は自然とついてくるのではないでしょうか?

現にこのことを書いていて以前ある地方自治体の仕事でその県産品のアメリカでのブランディング(ブランド化)の仕事をさせていただいたときにプレゼンでこのことを力説していた自分を思い出しました。

皆様は誰に信じて頼りにされてますか?誰に頼りになると信じてもらっていますか?

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